気づいたら本帰国してから1年経ってました。
心配していた娘の日本語も半年ぐらいの間に急激にうまくなり、5才半まで日本に住んだことがなかったなんて言わなきゃ絶対分からないぐらいの状態に。無事に近所の公立小学校に通い始めました。今まで住んだことのなかった新しい場所に引越して仕事にもすっかり慣れ、冬は雪山に行って娘とスキーしてみたり、春にはキャンプしてみたり、中国ではやりたくても出来なかった事も結構できました。
1年住んだ感想はやはり日本は楽しいです。出張でアメリカや欧州の海外現地法人を訪れると、半分冗談半分本気な感じで「駐在待ってます」的なことを言われたりもしましたが、なかなかまた海外に住みたいとも思わなくなってきました。
若い時は海外出張や海外駐在と言えば憧れの存在でそんなチャンスがあったらすぐに飛びついていたところで、むしろ海外で働いてみたかったからこそ会社に頼らずに現地採用で10年以上も海外にいました。が、年齢を重ねて家族が出来て、海外で10年働いて日本国外でもそこそこ仕事も出来るしサバイブ出来ると証明できたら逆に興味がなくなるという。なんとも皮肉な感じになっています。
