昨日紹介したこの本(ビットコインとブロックチェーンに関する良書)を読んで知ったんですが、2016年頃まで世界のビットコイン売買の8-9割が中国市場で起こっていたそうです。中国の人口、人民元の量、為替手数料の高さと海外送金のしにくさを考えると需要はありそうだとある程度は納得できる気はしますが、それでも全体の8-9割という数字は驚きです。
その後、中国政府が規制しまくったため人民元建ての取引は激減して、逆に法整備をした日本のシェアが一気に増えて全体の半分になりましたが、このへんの各国の規制に起因するダイナミズムも面白いところです。ビットコインの取引量は?国別にみる取引量推移や日本が一位の理由|仮想通貨アカデミー|仮想通貨取引所 – QUOINEX
ちなみに中国語でビットコインのことを比特幣(ビイタァビイ)と呼びます。幣(ビイ)はコインのことで、比特(ビイタァ)は「ビット」という音に当てた漢字です。ついでに仮想通貨の翻訳は虛擬貨幣(シウニイ・フオビイ)。漢字を見れば意味は分かりますね。