中国でもコロナのワクチン接種が大規模に始まっていて、すでに広東省では外国人でも打てるようになっています。打つと出入国に何かメリットあるのかなーと調べていたら、こんなのを発見。
自2021年3月15日起,中国驻日本大使馆将对已接种中国生产的新冠肺炎疫苗,并持有疫苗接种证明的签证申请人员提供以下便利:
一、赴华从事各领域必要复工复产活动的人员及其家属,可按照疫情前要求准备材料并递交申请。
翻訳すると、こんな感じ。
2021年3月15日から、日本の中国大使館は中国で製造されたコロナウイルスのワクチン接種を受けワクチン接種証明書を保持しているビザ申請者に以下の利便を提供します。
1.さまざまな分野で仕事を再開し、生産を再開するために必要な活動に従事するために中国に行く人とその家族は、コロナ流行前の要件に従って資料を準備し、申請書を提出することができます。
というのも中国は今も外国人の入国には厳しい制限をかけていて、一度中国を出ると戻るのにまた新しいビザが必要で、そのビザの発給要件が非常に厳しい状況だからです。コレを見ると中国ワクチンを打って証明書を持っているとビザ申請が以前と同じように出来るようになると。
ただ、そもそもコロナ以前は一度中国に入って有効な居留許可を持っていれば再入国のときに新しいビザは必要なかったんですが、実際新しいビザは要るのか、要るならどのビザなのか不明です。これを読んでも分からないので一応日本の中国大使館にメールを送りましたが、返事は来ません。
以前ビザのサポートをしてくれた仲介業者に聞いても、この政策が出てからワクチンを打って一度中国から出て戻ってきた外国人は知らないということで、政策も日本やその他の地域のコロナの状況によって流動的なので今は中国から出ることはオススメしないと言われました。
まあそれはその通りですが、ワクチン打ったらこういうメリットがあるという流れは出来つつあるという点と日本も大規模なワクチン接種が始まるということで状況が安定してくれば、一時帰国を考えることも出来るのかなと思います。隔離措置はしばらく変わりそうにないので、越境するにはまた隔離されることは覚悟しないといけなさそうですが。