手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞した「ニュクスの角灯」を読みました。描いた漫画家も全然知らなかったのですが、インタビュー記事を読んだら作品を読んでみたくなくなり、隔離中で暇な週末に全6巻一気に読み切りました。
アルコール依存を乗り越えてーー漫画家・高浜寛が描く、絶望と再生の物語
このあいだ初めて宮崎駿監督の「風立ちぬ」も見たんですが、明治初期から開戦にかけてという時代設定は大きく変化する時代の高揚感と同時に戦争の絶望感もあり、真反対な雰囲気が混ざり合っていて面白いです。むかし幕末から明治にかけての歴史小説をよく読んだなぁと、当時の高揚感なんかも思い出しつつ読みました。「ニュクスの角灯」めちゃくちゃ面白かったです。
作者の高浜寛は他にも歴史マンガをたくさん描いているらしいので、他の作品も読んでみようと思います。