次の移住先

香港がヤバイので次に移住するならどこか、ふんわりと考えてました。日本は仕事さえ見つければある意味いつでも帰れますが、少子高齢化・人口減少で経済はしぼんでいくばかりだし、財政も政治もヤバイし、地震も怖い。ついでに言うと、というかコレが一番大きいかもしれませんが、あの独特のビジネス文化できる自信があまりない。

移民を受け入れて、政治的に安定している国、英語圏となると、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージランド。あと英語と普通話圏のシンガポール。アメリカは比較的移住するの大変だし治安悪いしトランプが嫌いなのでなし。イギリスは昔住んでいたこともあり親近感はありますがブレクジットで他の選択肢に比べて移民受け入れに積極的ではない。となると残りはカナダ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポール。

これらの国にはとても似た「技能移民」の制度があります。年齢、教育水準、英語能力、就業経験などの基準で審査があり、つまりその国にとって有益、来て欲しいと思われれば移住できます。年齢に関しては30代のうちのほうが有利というか、45歳を過ぎるとオーストラリアなんかはそもそも申請できなくなります。各国が必要としているスキルに一致する分野で10年ぐらい仕事の経験がある働き盛りの人たちが主な対象で、香港がこういう状況で技能移民を考える人も多いだろういうことで、こうやって人材は流出していくんだなと思います。香港とシンガポールは中華系だし都市国家で似てる部分が多いので、移住するなら一番自然ではあるんですが、香港と似た雰囲気で代わり映えがしないのと、天候が一年中暑いのがイヤです。

ちなみにカナダとオーストラリアの職業リストはこちら。自分の場合おそらくIT絡みのビジネスアナリストとかコンサルタントならもしかしたら引っかかる可能性はある気がします。どちらの国も知り合いはほぼいないしカナダに至っては行ったことすらないですが、試しに申請してみようかなという気が出てきました。

Federal Skilled Worker Program Eligible Occupations – Canada Immigration and Visa Information

Australia Skilled Occupation List – Australian Visa Bureau

「物語シンガポールの歴史」を読みました

学生時代に司馬遼太郎にハマったり昔から歴史はけっこう好きな方だったんですが、最近その趣味がぶりかえして世界の色んな国に関する本を読むことがマイブームです。たまたま手にとった物語 シンガポールの歴史 エリート開発主義国家の200年 (中公新書)を読んだら、ムチャクチャ面白かったです。

小さな都市国家で香港と似たような感じの国というなんとなくのイメージしかなかったシンガポールの歴史を読むと、イギリスをベースにしているという共通点はあるものの、これだけ人工的で1人の人間の思想が反映された国というのは世界でも異例で、シンガポールだけじゃなんじゃないかという気がしてきます。「国を人工的にゼロから作る」という設定のSFを読んでるような気持ちになりました。

そもそも人がほとんど住んでいないジャングルだったところから始まり今のアジアトップの経済状況にまで至ったのはものすごいことですが、それを支える政治や教育などのシステムがまた特殊で面白く、香港もシンガポールを非常に意識して色々な施策をしているそうですが、シンガポールの体制は特殊すぎてマネ出来るものじゃないなと思いました。

シンガポールのいいところ

シンガポールに来たのは2回目ですが、香港と比べると道も広いし、意外と町中でもオープンスペースがある印象。シンガポールの人口密度も十分高いのですが、香港のギッチリ感に慣れていると広く感じます。やっぱり香港はクレイジーなんだなと改めて思いました。家賃は香港と同レベルに高いけど、香港より1.5倍ぐらい広くなるらしいし。香港みたいに山がたくさんないので人が住めるエリアが広いんだと思います。

あと英語と普通話が通じるので、言語的には香港よりむしろ快適。基本は英語なので見た目で判断されて広東語で話しかけられるという香港あるあるの小さなストレスがないのは、地味ですがけっこう快適でした。ただ快適な部分はあるものの、移住するかと言われると、ちょっと一年中夏なのはイヤです。12月なのに全くクリスマス感も年末感もありません。