最後の2社のうちのどちらかに決めようとしていた転職活動ですが、最初にオファーをくれた日系企業本社に転職することを決めました。実は残りのもう1社はまだ結果が出ていないのですが、3月末には決断すると決めていて両社にその旨を伝えていたし、あまり長引かせたくなかったので、この待ち期間によく考えた結果最初の会社の方がフィットしそうだと判断してもう1社は辞退しました。
辞退したもう1社の方は一応日系企業ではあるものの海外の企業の買収を重ねた結果、半分以上アメリカ企業のようになっている会社でCEOもアメリカ人。事業規模で言うと決めた転職先よりも10倍でかい、超メガ企業でした。よく考えた結果、こういう超がつく大企業では物事を進めるのに時間がかかり仕事で独自の価値を出すのも難しいと思うし、自分が必要とされる度合いという意味では転職先の方が強く、面接で話した感触として文化的にも合いそうだと感じていました。
ちなみに過去10年間最大で30人ぐらいのオフィスでしか働いたことがなく、今のオフィスは全部で6人。機動性がありリスクを取って色んな事をはやく進められるのが小さい規模の強みだと思いますが、大企業はリスクを嫌う、スピードが遅いというイメージがあり、そのあたりの違いを乗り越えていくのが次の課題だと思います。
転職先も今までとは比べ物にならないぐらい規模は大きいので、この面ではかなりの挑戦になるとは思ってますが、香港と深センの現地採用で小さな会社を渡り歩いてきた、日本では相当珍しい経歴の自分に管理職として速攻でオファーをくれた転職先はその時点でかなりリスクを取れる、スピード感のある会社なんじゃないかという可能性も感じました。日系企業本社で働くのも日本人の部下が出来ることも初めてですが、このリスクを負った期待に応えられるように頑張りたいと思います。