国慶節の連休から深センに行っていましたが、ここ3週間はまさに怒涛の日々でした。家族の健康上の問題が発覚して病院に入院となり、妻の実家からのサポートを受けつつ今はなんとか生活できていますが、香港での今まで通りの生活を続けるのは難しいという判断となりました。
というわけで急転直下で香港から深センに移住することにしました。仕事はとりあえずわたしが行ったり来たりすることで職場から了承を得たので、来月末には香港の家は引き払って妻の実家にひとまずお世話になり、落ち着いたところでまた家を探そうと思っています。
6年半も同じ町に住んだのは実家の埼玉の次に長い記録で、永住権までもう少しという状態で終わらざるを得ないのは無念ではありますが、人生というのは思ったようにはいかないものです。残念な一方で、香港の経済的・政治的プレッシャーからひとまず解放されるので、少しほっとしている自分もいます。というわけで、さようなら香港。