日本での隔離期間、深センから成田への飛行機と並行して今住んでいる家を引き払うので、日本に帰っても使うものを郵送しようとしています。結構面倒だったので、経過をまとめてみます。
まずモノを海外に送るには主に値段の高い順に2つ選択肢があります。
- 引越会社に頼む
- 国際郵便サービスを使う
国際引越会社は日通とか含め海外の会社が多く、値段は高いですがパッキングしてくれたり多分色々サービスが充実してるのだと思います。が、Seven Seas Worldwideの見積もりや日通のサイトを見てみたところ、大きめの段ボール箱5つ分ぐらいで大体日本円にして20万円程度かかるようです。
これは高いということで、海外引越会社以外の中国国内のサービスを調べてみたところ、いくつか候補が出てきました。WeChatで「国际快递」のキーワードで検索すると会社の小程序が出てきます。その中で比較的大手そうだったのが「牛气国际物流」で、最初はコレで行こうと思ってましたが、1つ落とし穴がありました。
牛气だけではなく似たような他のサービスのプロセスは大部分が
- 自分で荷物をパッキングして会社の倉庫に送る
- 倉庫で重さや体積を測り梱包
- 費用が決定して決済
- 発送
という流れなのですが、牛气の倉庫の場所が問題でした。牛气の江蘇省蘇州市の倉庫に荷物を送る第一段階で物流会社にコロナのせいで送れないと言われてつまづき、頓挫したのでした。さらに送れたとしても蘇州の倉庫からということはおそらく上海近辺の港から出るということでモノが滞留する事がほぼ確実。むしろ早めに問題に気づいて良かったのかもしれません。
というわけで再度WeChatで検索して「诚天国际快递集运转运」というサービスを発見。ここはステップ1で自分で倉庫(深セン)に送る代わりに家まで取りに来てくれるオプションがあり、深センの港から送れると言われたので、これはシンプルで良いという事で決めました。値段はまだ概算ですが段ボール5箱で2500元(5万円)程度と言われ、引越会社と比べると雲泥の差です。昨日荷物の引き渡しは出来たので、後は無事に届く事を祈るばかりです。
自分で倉庫に送るタイプのサービスはちょっと面倒ですが、倉庫が近所だったりコロナの制約がなければ問題なく使えるはずだと思います。が、昨今のコロナの状況ではなるべくシンプルな方がリスクが少なくて良いなと思いました。あともはやいつもの事ですが、各種サービスの見積もりや予約は全てWeChatのチャットと小程序で完結してスピードがはやいのはさすが中国と思いました。
蘇州に住んでいて帰国するので牛气国际物流使うことにしました。日系よりもはるかに安くて助かりました!
お役に立てて良かったです!