何かに呼ばれるように

週末を深センで過ごして仕事と引越しのため香港に戻ってきました。早いものでもう引越しも佳境となり、そのタイミングでプロテストの激化でここ最近は過去にない交通機関の死亡具合です。先週から今週にかけては学校も休校になったり大学が標的になったりと、特に子供がいる家族にとっては安心して暮らせる状況ではありません。そして、香港が大きく変わっていくこのタイミングで自分たち家族はこの街から出て行きます。

もちろん引越しや仕事など次の生活リズムが整うまでまだこれからやることが沢山あって大変ですが、いまこの時期に妻と娘が深センで家族に支えられて安心して生活できていることは不幸中の幸いというべきでしょう。外の環境と私生活が同時に大きく動くことになったのは偶然の一致なんですが全く偶然とは思えないほどのタイミングで、きっと神様の思し召しとか運命とかそういう類のようなものなんじゃないかとを感じざるを得ません。不思議なもので多分人生には時々こういう、何かに呼ばれるように物事が動いていくことがあるのだと思います。

国慶節は深センで安心

来週火曜日は国慶節つまり中華人民共和国の建国記念日です。香港では最大規模のプロテストが行われる予定らしく、出かける時は注意が必要との事です。特にそれを見越したわけではないですが、わたしは有給取って休みをつなげて、家族と深センで長い平和な週末を過ごす予定です。思えばわたしが深センに住んでいた2012年には大規模な反日デモがあり、あまり外に出ないようにしてた時期もあったなぁと思い出したりして、「香港よりも深センの方が安全」という日が来るなんて想像してなかったので、ちょっとした隔世の感があります。

最近香港では街中にもプロテスト絡みのチラシが大量に貼られてたりして、不穏な雰囲気を醸し出すエリアに出くわしてヒヤッとしたりします。深センに行くとプロテストに怯えたりチラシにビックリすることなくどこでも子供を連れて自由に行けるので安心します。

妻と娘が帰ってこない

香港でのプロテストやら暴力行為がメディアに報道され、他の国・地域に住む友人や家族から心配されて色々メッセージをもらったりしてるんですが、その煽りを受けて夏休みで深センの実家にいる妻と娘が全然香港に帰ってきません。もともとの予定は今週末に久しぶりに香港に戻ってくる予定だったのですが、もうちょっと様子を見ようと。

香港に暮らす大部分の人は問題なく生活を送れているんですが、外からメディアだけを見ていると心配になるのは分かります。今住んでいる場所がよくデモで使われるビクトリア・パーク付近ということもあり、小さい娘もいるし、万が一ということもあるのでそれはそれでいいんですが、そういうことでわたしはまた今週末も深センで過ごすことになりそうです。