年代別の転職回数と採用にかんする調査の記事を発見しました。これを見ると一般的に日本だと3回以上の転職で「多い」と思われて、採用に影響する可能性があるとの結果です。転職回数が多いと我慢強さが足りないとか節操がないとか、ネガティブな印象になるのは日本の環境では分からなくもないですが、個人的には転職の回数はけっこう運に左右される面もあると思っています。
初めて入った会社で良い仕事や上司に出会って、ビジネスも拡大する中でステップアップしたり、長く働ければそれは素晴らしいことだと思いますが、この御時世そうじゃないケースの方が多いのでは。わたしは新卒で入った会社は外資だったのもありますが、ダウンサイジングで人数は当時の半分ぐらいになっているそうで、こういう例は他にもいくらでもあると思います。香港で人が転職しまくるのは家賃の高騰とかまた別の要因があると思いますが。。。
わたしは30代前半にして転職2回で今3社目。今の会社に10年務められるかというと多分無理なので、おそらく40代になる前には「多い判定」される3回に到達する見込みです。自分の感覚ではそれぞれの会社、業界で違うことを学んできたつもりで、1つの会社にずっといるよりも広い視野を持てていると思います。「回数」というのは運や環境に左右されるただの数字であって、採用側はそこに至るプロセスを見極めないといけないと思います。