海外で10年働いて日本に戻った感想

9月1日から娘の幼稚園が正式に始まり、自分もバリバリ在宅勤務していて本格的に新生活が始まった感があります。まだ引越してから1回しか会社に行っておらず、こうなるともはやどこに住んでていてもあんまり関係ないなという事で、都心へのアクセスが多少不便でも郊外の広めの家に住んだ方が全然良いなと思いました。

実は日本に帰ってくる前に一番心配していたのが通勤。香港や深センで快適な通勤スタイルが染みついた自分が東京の通勤ラッシュに耐えられるのか、そして通勤負担を軽減するために都心寄りに住んだらコストが高くてキツいんじゃないかと心配してたんですが、杞憂に終わったようです。

たまに出勤するときもコロナの影響で在宅勤務が根付いたせいか、通勤ラッシュ自体が以前よりもだいぶマシになってる気もします。あと自分の生活リズムが娘に合わせて早寝になったことで朝型になり早起きするのが全く苦じゃないので、通勤するにしても朝早く人の少ない時間帯に移動出来るので思っていたよりだいぶ楽です。

さらに言うと入社1週間のときも少し書いた通り日系企業というとモーレツ文化と長時間残業の代名詞みたいになってますが、当然職場による部分が大きいものの時代は移り変わっているような気がします。現職の仕事のスタイルというか文化として、もちろん皆マジメに働いてると思いますが有給はどんどん取得してるし、深センで中国大企業のクライアントの超モーレツ文化に触れた後の自分の目には中国大企業に比べたら現職のスタッフはよっぽどまともというか、人間らしい生活を送れていると思います。

海外で10年働いていて突然やってきた管理職なんてプロパー社員にいじめられるんじゃないかという心配も今のところ杞憂で、そもそも中途採用が多い部署ということもあって全然そういう垣根も感じていない状況。仕事の内容は今までやっていた内容に近いので入社2か月でほぼキャッチアップ出来てきた感があり、それでいて新しい領域にも踏み込みながら色々学べていて楽しいです。今後違う壁にぶつかることもあると思いますが、今のところ概ね上手くいっていて、むしろ上手く行き過ぎて怖いぐらいです。

10年という月日の中で日本も変化しているし、それ以上に10年の月日で色々な立場や環境を経験したことで自分が日本を見る目が変わったのかなという気もします。若い時は「日本はオワコン」的な風潮を真に受けて、今も自分の中に一部残ってはいるものの一方で良いところも当然あるし、それは正直どの国も一緒。最後は自分が一番暮らしやすいと思えれば良いのかなと思っていて、今はそれが日本なのだということかと思います。

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