「ひとりっ子の育て方」読了

ひとりっ子の娘の子育てについて書きましたが、これから2人目が出来る可能性はないことはないとしても、最初の子供は皆もともとひとりっ子ということで何か子育てのヒントでもと思って、だいぶ久しぶりに子育て本を読んでみました。

ひとりっ子の育て方~「友だちづくり力」「自分づくり力」「立ち直り力」。0~15歳児の親が最低限しておくべきこと。~

本の中では、ひとりっ子の親は「ひとりっ子だから厳しく育てないと」と思いがちですが、幼少期に厳しくしすぎるのはあまりよくなく、しつけは小学生からでも間に合うので6歳ぐらいまではしつけよりも愛情を注ぎまくることに注力した方がよいと書いてありました。これは北京で妹の姉弟を見ていて思ったことと逆。とは言ってもしつけを完全無視するわけにもいかないので、家の中での最低限のルールは作りつつ、今まで通り愛情を注ぎまくろうと思います。

それ以外にも色々と面白いことが書いてあり、特に「ひとりっ子だと寂しくないか」という疑問に対して、子供の想像力に関してはむしろ一人でいる時に発達するとか。ひとりっ子でいることのメリットとデメリットがあり、デメリットを補う方法なんかも書いてあってなかなか面白く勉強になる内容でした。今妻の実家の近くに住んでいて妹の娘なんかもよく会うので、日常的に触れ合うのが両親だけという感じでもないのはひとりっ子を育てる環境としては悪くないみたいです。

妻の修士課程が終わる

妻が3年ほど前から香港大学の大学院にパートタイムで通っています。通っていると言っても今年に入ってからはずっとコロナで対面授業はなく、ずっとリモートですが。今年の年末に単位を取り終わる予定で、今卒論に取り組んでます。順調にいけば、というか卒論の締め切りが今月までなので、年内に全部終了する予定で既に最後の講義も受け終わっています。

思えば娘が生まれて6ヶ月の頃から夏休みと冬休みを除いて週に1-2回、各3時間ほどの講義を受けていて、わたしは特に最初の数ヶ月はかなり悪戦苦闘しつつ娘と1対1の時間を乗り切っていました。平日の夜の講義の時は特に仕事との折り合いでキツい時もありましたが、仕事あがりに直接大学に行ってまだ1歳にもならない娘を妻からバトンタッチで受け取りキャンパスで遊んでいたのは今となってはなかなか良い思い出です。3年前の最初の講義の時は娘がママがいなくて大泣きしてどうにもならなかったことをまだ覚えてます。

自分もまだ娘が生まれてなかった時に香港科技大学の修士課程をパートタイムで修了しましたが、そういう思い出もあって妻の卒業は自分のよりも断然感慨深いものがあります。もう1回やれと言われたらイヤですが、やってよかったと思います。

減っていく日本語

幼稚園に通い始めてからというもの娘の口から発せられる日本語が減っている気がします。幼稚園では英語と中国語なので、徐々にこの2言語が強くなっていくだろうなとは思っていたものの、思ったより急激に変化している印象で、最近はわたしがなんとか日本語で話させようと思って日本語で話しかけても、返事は大体中国語か英語です。

土曜日に日本語の補修クラスが南山にあるというのは知ってるんですが、対象年齢は5歳以上。この調子で行くと確実に日本語忘れるので、5歳になったらちょっと遠いですが南山まで日本語補習クラスに通わせようと思いました。今の家から片道1時間ぐらいかかるのでちょっとキツいですが、大きくなってから言語を身につけるのはもっと大変だし、言語は親が子供に与える事のできる最大のギフトの1つだと誰かが言っていて、確かにと思ったので(送り迎えを)頑張ります。

あとは日本語を使う楽しい習い事をさせるとかも良いかもしれませんが、深センでもありそうだなあと思い浮かぶのが柔道とか剣道とか武道系ぐらいだし、そもそも今住んでる場所は日本人があまりいないエリアなので選択肢がなさそうです。国際結婚の家族にとっては多分あるあるな難しいトピックです。

香港7年

7ヶ月ぶりに深センに戻り、7年に及んだ香港生活を終えました。去年香港の家を引き払ったときはカオス状態でそんな感慨に浸る暇もなかったですが、今回はビザも仕事もほぼ整理したしコロナで気軽に越境できずしばらく香港に戻れない状況なので本格的に香港を離れて新しいチャプターに突入した感じです。香港で過ごした7年間を振り返ってみました。

香港で働き始めた2013年から今までの間に、2014年からパートタイムで修士号を取ってみたり、2017年に初めての子供も生まれたり、2018年には今の職場に転職してみたり、今年2020年は永久居民になったり、振り返れば色々なマイルストーンがあった7年間でした。今年はコロナでダメですが、ほぼ毎年のように友達が訪ねてきたりして思い出もたくさん出来ました。

仕事の面では若いとき国際的な環境で働いてみたいと考えていたことは国際都市香港だったからこそ実現したし、英語でビジネス絡みの学位を取ったことも含めてこの環境でそこそこ生きていけそうな手応えと自信を得たことは今後の財産になりそうです。今の職場で深センに異動させてもらえることになりましたが、もしずっと深センにいたら、キャリアは全く違ったものになっていたことは間違いないと思います。

一方、香港は資本主義と市場原理の権化のような場所で、自分は若いときはどちらかというとそっちよりの思想でしたが、この7年でちょっとその考えが揺らいだという面もありました。自分は現地採用として7年働き、ローカル香港人とほぼ同じような生活を体験してきたと思いますが、そこそこ稼げないと厳しい社会であることは間違いなく、低い税金なり、今揺らいでますが自由と透明性ある法制度なりで金持ちの個人やビジネスをたくさん集める一方で、コストが上がり続ける中で生活のクオリティを保つのが難しい人もたくさんいる現実があります。

そういう事情もあって、香港の子供がいるミドルクラス家庭は基本は共働きでどっちもバリバリ働いて、フルタイムのヘルパーを雇って家事や育児をアウトソースするというライフスタイルに適応しないと、なかなか家計が回りません。個人的には特に子供が出来てからはその香港の典型的なライフスタイルがうちには合わないだろうと思っていたし、昨今の政治的ゴタゴタもあり、いま香港を離れるにあたってもう香港でやり残したことはなく、次のチャプターに進む良いタイミングが来たと、ポジティブな気持ちでいます。

深センはそもそも香港のすぐ隣だし、娘は香港生まれの香港籍だし、自分も永久居民になったので将来香港と縁が切れることはないと思いますが、ひとまず香港編はおしまい。深セン編が始まるということで、ブログのタイトルも変えようかなぁと思っています。

中国ビザGET

最後まで一筋縄ではいかない中国ビザでしたが、今日無事に受け取れました。無犯罪証明書が取れるどうかから始まり、ビザの申請が出来るのか、国境を渡れるかどうか、各ポイントで不確定要素があって、行ったり来たりして娘の幼稚園が始まるプレッシャーもあり精神的に疲れましたが、ようやく終わりが見えてきて単純に嬉しいです。

深センの幼稚園は予定通り今日からスタートしていて、娘は越境したあとは隔離もあるので3週間ほど遅れますが、無事に幼稚園にも行き始められるようになり、本格的に新しいチャプターが始まります。7ヶ月の一人遊び期間を経て、ついに同じ年齢の子供と遊べるようになり、幼稚園に通い始めてどういう変化をするか楽しみです。

香港から脱出する人が増加中

昨日、中国全人代で「香港国家安全法」が制定され、先週から今週にかけて当然のようにまた大規模なデモが発生したりしています。これで一国二制度が2047年を待たずに形骸化して香港が現在の国際金融都市としての地位を失うと色々な懸念が取りだたされています。具体的に何が起こるのかは正直よく分かりませんが、リスクに備えて香港から脱出することを考える香港人が増えているようです。

香港から人材流出加速も 国家安全法に懸念 : 日本経済新聞

実際、外国人(わたし)や中国人(妻)が香港で生活するにあたって今イヤなのはデモであり、こういういざこざによって地元民の対中感情が悪くなって形見が狭くなることです。特に香港が娘を育てる環境としては選びたくない状態になっているのは寂しいことではあり、今の状況ではローカルな学校で地元の子供たちといれば親が中国人だからどうのこうのという話がどこかで出てくる可能性は間違いなくあると思います。

香港人までもが香港脱出を考えるこの時期に香港を離れることになったのは完全に偶然の一致でもともと意図していたわけではないですが、結果的に娘の幼稚園入園のタイミングともピッタリである意味ラッキーだなぁと思っています。

深センのインター幼稚園決定

先週末に面接に行ってきた深センのインター幼稚園からさっそくオファーの通知が来ました。今週デポジットを納めて入園手続きをしてきます。断られる理由もないだろうと結果はあまり心配はしてなかったですが、それこそ1‐2年前から香港で日系、インター、ローカルと全ての選択肢を検討して、あれでもないこれでもないと頭を悩ませた件がとにかく決まったので、とりあえずホッとしました。

考えてみればこの香港から深センへの移住で人生に一番大きなインパクトがあるのは娘で、もともとは香港のローカル幼稚園に申し込んでいたのがなくなり、急遽深センのインター幼稚園に決定。生活面でも教育面でも環境やシステムがだいぶ違います。言語面では日本語をどうやって維持するかは引き続き考える必要はありますが、深センでは普通話と英語のみで広東語がほぼなくなって、少しシンプルになりました。面接で聞いてみたところ入園が決まったインター幼稚園では子供は中華系が圧倒的多数で、香港マカオ台湾あたりの家の子供も多く、欧米系や日本人の子供も何人かいるらしいので、色々なバックグラウンドの人間がいる環境を楽しんでほしいと思っています。

深センのインター幼稚園の面接

娘のために申し込んでいた深センのインター幼稚園の集団面接に週末参加してきました。面接は2部分に分かれていて、子供は子供だけで教室に集められて先生と遊び、その様子を観察。あとで先生と話したら、先生が娘の名前を見て中国語は話せないかもと判断してずっと英語で話しかけてたという話はちょっと面白かったですが、娘は香港で通っていた幼稚園のおかげで英語も多少理解するので、ある程度ふつうに反応して遊んでたようです。

で、その間に両親は別の部屋で15分ぐらい面接。なぜこの幼稚園を選んだのか、教育において重視することは何か、など親の教育に関する考え方を確認する質問がほとんどでした。もうちょっと生活や子供に関することを聞かれると思ってましたが、考えてみると親に自分の子供のことを聞いても絶対に良いことしか言わないので参考にならないのかもしれません。とりあえず妻と一緒にソツなく教育に関する考えを頭のどこからかひねり出し、無事に終了しました。近いうちに結果が出るそうなので楽しみです。

深センで幼稚園再考

以前にも色々書いていた通り来年娘が幼稚園のK1クラスの年齢になるので香港のローカル幼稚園に申し込んでいたんですが、状況が急転したため香港の幼稚園の面接には参加せず、今度は深センの幼稚園に申し込むことに。幸いにも深センの幼稚園は申込のタイミングが香港よりだいぶ遅く、まだまだ時間はあります。

妻の実家の近くに英語と普通話で教えるインター幼稚園があるので、そこに申し込もうとしています。香港に比べると深センは外国籍の子供の数が少なく、学校は多様なバックグラウンドの子供を集めたいので、外国籍だと優遇されるという話もあるみたいです。深センでは家賃を筆頭に生活費ががっつり下がるのでインターの学費も払えそうだし、これもまた不幸中の幸いということかもしれません。

香港のローカル幼稚園に申し込んでみた

香港のローカル幼稚園に方向転換し、9-10月は申込みのシーズンです。早いところはもうすぐ締め切りのところもあり、早速最初の申し込みを出してきました。必要書類は申込みフォーム、アンケート、予防接種の記録コピー、出生証明書か香港IDのコピー、切手を貼った封筒3通。切手と封筒ぐらい幼稚園で準備すればいいのにと思いましたが、ローカル幼稚園だけあって費用は40香港ドル(約550円)と安いです。

申し込んだのは妻が知り合いから聞いた幼稚園で、どうやらローカルでは結構人気の高いところのようです。11月ごろにインタビューがあって、年末前には結果が出ます。これから複数の幼稚園に申し込み、どこか引っかかれば良いなぁと。聞いたところによると幼稚園の面接対策クラスとかまであるようですが、そんなバカらしいことはもちろんせず、行きあたりばったりで縁のあったところに行けばよいと思っってます。