断捨離中

引越し業者を使わずに香港から深センへの引越し準備を進めています。IKEAで買ってきたデカい段ボール箱にモノを詰めて、台車に乗せて郵便局に引っ張って行って郵送。これをコツコツと繰り返しています。送るものを選別する基準は厳しめにしたつもりでしたが、想像していた以上の箱の数になりそうです。そして同時に持って行かないモノは売ったり捨てたり、この狭い家のどこにこんなにモノがあったのかと思うくらい異常な量のゴミが出ました。ときどき要らないものは捨てるようにしていても、香港に6年半も住んでいたし、娘を新生児から2歳半まで育てた家なのもあり、相当モノが蓄積してました。大量消費社会にどっぷり浸かっていたなぁと思い知らされ、これからモノを買うときは気をつけようと一瞬思いましたが、深センは全体的に香港よりスペースが広いし、中国はEコマースの国なので香港ではほとんどなかったポチる誘惑に負けそうな気が既にしています。

「天気の子」見ました

深センの映画館で新海誠監督の「天気の子」を見ました。一言で言うと、良い映画でした。

2時間のストーリーまるごと一言二言の台詞の伏線ということが映画の世界にはあり、そういう胸に突き刺さる台詞がいくつかあったというだけでも良い映画だったと思います。自分自身の置かれている状況がガラガラと変わっている最中で若干情緒不安定だったこともあり、通常なら普通に流せるような場面や台詞で涙が出てきたり、最後は新海誠監督の映画らしくハッピーエンドで見終わってスッキリ出来ました。

あと東京の景色が忠実に描かれていて、見ていて懐かしい気持ちにもなりました。アニメだし話は思いっきりファンタジーですが、舞台の東京がリアルだったのは話に引き込まれる理由の1つだったと思います。

深センの家賃相場

いま深セン移住準備中で、ひとまず妻の実家にお世話になるのでまだ気は早いんですが、状況が落ち着き次第また家を借りるので深センの家賃相場を調べてました。キレイに改装して家具なども一通り揃えた家を賃貸する「自如」というサービスが流行ってると聞いて見てみたら、福田など都心から地下鉄で2-30分ほどの距離で5000人民元(7万円強)からぐらいの家賃で50平米ぐらいの3人家族が十分住める物件が借りられます。似たような立地・広さの家は香港では軽く4倍はするので、香港がどれだけ狂っているのか改めて実感しました。家賃が比較的低いのに連動して飲食費など全体的な生活コストも低いです。深センが香港より高いのは輸入品とか、関税とか税金が多くかかってるモノぐらいじゃないかと思います。

香港から深センへ安く引っ越したい

香港の家の撤退準備をしています。家にある家具とか大きいものは輸送費が高くなるのであきらめて、服とか日用品を深センに送ろうとしてます。まずはクロスボーダーの引越し会社に見積を頼んだところ、ちょっと送るモノの価値に対してコストが高すぎて割に合わなかったのでお断り。次はSF Expressで国際輸送出来ないか聞いたところ、送るモノは税関のため全部インボイスが必要なので引っ越し目的では使えないということで断念。SFはあくまでビジネス向けという感じみたいです。

で、藁にもすがる思いで香港の郵便局に電話したら、今度はインボイスとか必要なくて自分で申告書に何が入ってるか書けばOKという話だったので、試しに段ボール1箱に娘の本やおもちゃを詰めて送ってみました。普通の国際郵便と同じフォームにモノの内容と値段を記入したら送れました。値段も20キロで400香港ドル以下と、SFの見積ツールより3割ほど安かったです。荷物を郵便局に持っていかないといけないのがネックですが、あと3週間ぐらいあるのでコツコツと送っていけば低コストで引っ越し完了できそうです。こういうのは短時間でガッツリやるより時間かけてコツコツやる方が好きなので、この方法は割と良いかもしれません。

さようなら香港

国慶節の連休から深センに行っていましたが、ここ3週間はまさに怒涛の日々でした。家族の健康上の問題が発覚して病院に入院となり、妻の実家からのサポートを受けつつ今はなんとか生活できていますが、香港での今まで通りの生活を続けるのは難しいという判断となりました。

というわけで急転直下で香港から深センに移住することにしました。仕事はとりあえずわたしが行ったり来たりすることで職場から了承を得たので、来月末には香港の家は引き払って妻の実家にひとまずお世話になり、落ち着いたところでまた家を探そうと思っています。

6年半も同じ町に住んだのは実家の埼玉の次に長い記録で、永住権までもう少しという状態で終わらざるを得ないのは無念ではありますが、人生というのは思ったようにはいかないものです。残念な一方で、香港の経済的・政治的プレッシャーからひとまず解放されるので、少しほっとしている自分もいます。というわけで、さようなら香港。

国慶節は深センで安心

来週火曜日は国慶節つまり中華人民共和国の建国記念日です。香港では最大規模のプロテストが行われる予定らしく、出かける時は注意が必要との事です。特にそれを見越したわけではないですが、わたしは有給取って休みをつなげて、家族と深センで長い平和な週末を過ごす予定です。思えばわたしが深センに住んでいた2012年には大規模な反日デモがあり、あまり外に出ないようにしてた時期もあったなぁと思い出したりして、「香港よりも深センの方が安全」という日が来るなんて想像してなかったので、ちょっとした隔世の感があります。

最近香港では街中にもプロテスト絡みのチラシが大量に貼られてたりして、不穏な雰囲気を醸し出すエリアに出くわしてヒヤッとしたりします。深センに行くとプロテストに怯えたりチラシにビックリすることなくどこでも子供を連れて自由に行けるので安心します。

プロテストと香港の行末と深セン

日曜日のデモは近所のビクトリア・パークで行われたので、我が家は万が一に備えて家から一歩も出ずに過ごしました。窓から見える道には昼すぎから夜までひっきりなしに人が往来していて、後から170万人という数字を見て驚きました。今回は警察との衝突や暴力沙汰もなく平和裏に終わったということで、ひとまず良かったです。

一方でSCMPとWeChatで流れてきた「北京中央政府が香港の隣の深センをモデル都市として開発するプランを提示した」というニュースは今後の展開の方向性や可能性を示唆しています。当然のことながら共産党の指導のもとでという前提ですが、政治体制や法制度も含めた改革も許すということで、これは既に一部貿易を自由化したりして始まってはいますが、中国政府が深センをモデル都市として香港とは趣の異なる特区としてもっと踏み込んだ1国2制度を始めるとなれば、香港の地位は大きく揺らぎます。深センに外資企業を誘致するということで、将来的には香港から深センへの企業の移転ということも起こり得るかもしれません。

Beijing unveils detailed reform plan to make Shenzhen model city for China and the world | South China Morning Post

今回のデモで香港市民が求めている一定度の政治的自由というものを仮に認めたとして、その対価として経済的な地位を深センに奪われて景気が悪くなって経済が停滞するという結果を招いたときに、お金に敏感で現実主義な香港人はそれを許容できるのか。わたしは個人的には香港の大半の人たちは何よりも現実とマネーに重きを置くビジネスマン気質の人たちだと思っているので、中央政府のやり方は香港人の痛いところを突いているんじゃないかと思います。

妻と娘が帰ってきた

長めの夏休みを終えて、妻と娘がやっと香港に帰ってきました。昨日一緒に帰ってきたまさにその朝にプロテストとストライキで交通が麻痺していたのは焦りましたが、時間が早かったこともあり運良く混雑を避けられて無事に戻れました。また忙しい日々が始まりましたが、やっぱり仕事を終えて家に帰ると家族がいて賑やかなのは良いものです。

娘は深センの妻の実家にいると祖父母や叔父叔母や犬や猫がいて遊ぶ相手に困らないため、わたしにあまり構ってくれなかったのですが、香港に戻ったら態度が急変して、遊んで本読んでとねだってきたのが面白く、かわいかったです。妻と家族の助けもあって夏休みで充電完了したので、また仕事と家庭とフル稼働していきます。

妻と娘が帰ってこない

香港でのプロテストやら暴力行為がメディアに報道され、他の国・地域に住む友人や家族から心配されて色々メッセージをもらったりしてるんですが、その煽りを受けて夏休みで深センの実家にいる妻と娘が全然香港に帰ってきません。もともとの予定は今週末に久しぶりに香港に戻ってくる予定だったのですが、もうちょっと様子を見ようと。

香港に暮らす大部分の人は問題なく生活を送れているんですが、外からメディアだけを見ていると心配になるのは分かります。今住んでいる場所がよくデモで使われるビクトリア・パーク付近ということもあり、小さい娘もいるし、万が一ということもあるのでそれはそれでいいんですが、そういうことでわたしはまた今週末も深センで過ごすことになりそうです。

中国で留学エージェントしてみた結果

義理の弟が留学したいということで、ここ数週間大学のリサーチから入学の申し込みまでエージェントとなって色々と手伝ってます。面白かったのが、弟が卒業した中国の大学。学位や成績表の英語版が必要なので弟が連絡したところ「大学は英語版は作らないので、自分で翻訳して持ってくればハンコ押すよ」と言われ、なんとセルフサービス。今どき留学する学生も多いだろうに、全員に自分で翻訳させるとか凄まじい効率の悪さです。他の中国の友達に聞いてもそういうことは結構よくあるらしく、もっとヒドイ話だとハンコも中国語版しかないので英語のハンコを自分でどこかで作って押したとか。もう無茶苦茶です。

しょうがないのでわたしも弟と二人で学位と成績表を翻訳。中国語版と似たようなフォーマットにして印刷。弟はハンコをもらいに行きました。そもそも元の中国語版の成績表もよく見ると普通のA4の用紙に表があって赤い丸いハンコが押してあるだけ。特別な紙でもなければレターヘッドとか大学のロゴすらもなく、ものすごく雑な作りなので非常にコピーしやすくなってました。中国の留学エージェントはこういう書類の翻訳とか作成とかやること多くて大変だなぁと思いました。