娘の英語力と日本の英語教育の話

娘が英語のみのプレイスクールに行き始めて1ヶ月経ちました。もともと家では英語のアニメを見せたり絵本を読んだりはしていたものの、基本的に言語は日本語と中国語で、英語は「apple」とか「pig」とか単語をいくつか覚えてる程度でした。それがわずか1ヶ月の間に、英語でちょっとしたおままごとが出来るぐらいまで成長。そのうち覚えるだろうとは思ってたましたが、吸収があまりに速くてちょっと驚きました。

すでに自分が18歳のときよりも英語喋ってるぐらいの勢いで、やっぱり日本の英語教育って全くもって効率が悪いし、そもそも役に立たないなぁと改めて思いました。自分が外国語を2つ学んだ経験からいくと、やっぱり言語というのは聞く話すがメインであるべきで、読み書きはその次。日本でよくある英文和訳とか穴埋めクイズとか、実際のコミュニケーションではほぼ役に立つ機会がないので、テストで点数をつけるという以外には意味はありません。本当に日本の英語教育は壮大な時間の無駄なので、どうにかして欲しいところです。

アジア5都市3言語12カ国の人を相手にトレーニングした感想

今の会社に入ってからほぼ1年間で顧客向けに同じ内容のトレーニングを東京、上海、シンガポール、香港、マカオと5都市、3言語でやりました。これだけやるとちょっとした達成感があります。

言語としては中国語が一番下手なはずなんですが、ふだん日本語のビジネス用語とか敬語を使う機会が少ないせいか、日本語が一番言葉が出てこなくて、疲れました。英語と中国語はネイティブじゃないし、第二言語として話されることが多い言語の性質として自分も相手も完璧を期待しないので、実はハードルは低めだと思います。むしろ日本人なのに中国語うまいねと褒められるぐらいでした。

ちなみにトレーニングの相手の出身地は日本、韓国、香港、マカオ、中国本土、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、台湾、アメリカと計12カ国。

サンプル数も少ないし毎回トレーニングの設定(人数とか部屋の広さとか)も違うので完全に偏見ですが、アメリカや中国本土の人はたくさん質問してくる人が多く、トレーニングする側からするといると助かる存在でした。逆に日本や香港はあまり話聞いてないというか、他のことしていて全く注意を払っていない人が散見されてやりにくい感じ。東南アジア系は話は聞いてそうだけど、じっと静かに聞いてるので盛り上がりには欠けるイメージでした。

当たり前ですが同じ内容でも相手の反応が違うので、観察して楽しんでました。

シンガポールのいいところ

シンガポールに来たのは2回目ですが、香港と比べると道も広いし、意外と町中でもオープンスペースがある印象。シンガポールの人口密度も十分高いのですが、香港のギッチリ感に慣れていると広く感じます。やっぱり香港はクレイジーなんだなと改めて思いました。家賃は香港と同レベルに高いけど、香港より1.5倍ぐらい広くなるらしいし。香港みたいに山がたくさんないので人が住めるエリアが広いんだと思います。

あと英語と普通話が通じるので、言語的には香港よりむしろ快適。基本は英語なので見た目で判断されて広東語で話しかけられるという香港あるあるの小さなストレスがないのは、地味ですがけっこう快適でした。ただ快適な部分はあるものの、移住するかと言われると、ちょっと一年中夏なのはイヤです。12月なのに全くクリスマス感も年末感もありません。

教育についてのメモ

教育について考えたことのメモ。日本の教育のキーワードをまとめるとこんな感じになりました。

「規律」

幼稚園ぐらいから自分のことを自分でやるように教えられるのは良いところだと思います。以前香港の幼稚園の園長さんに話を聞いたら、香港だとヘルパーがいる家庭が多いので、何歳になっても全く自立できない子供が多いそうです。サッカーとかスポーツでも日本人の強みは規律と言われますが、これは本当に小さい頃から仕込まれてるのだと思います。

「受験」

香港でも詰め込み型教育を批判する傾向は強く、ローカルの学校に人気がない理由になってますが、日本を含むアジアの教育が詰め込み型なのは進学するための競争が激しく、「勉強=テストや受験のためにするもの」という構図が出来上がっているからだと思います。

ちなみにわたしは完全なるアンチ競争でアンチ受験。受験勉強は壮大なる無駄だと思っています。若いときの貴重な時間を使うならしょうもないテストの問題の解き方を覚えるよりも、とにかく興味の向いたことや、やってみたくなったことをどんどんやってみて、失敗したり成功したりしつつ自分の適正や能力や興味を発見すべきだと思います。

「外国語教育」

日本の外国語教育については言わずもがなですが、ショボいです。受験勉強が外国語について実用的な効果をほとんど生まない上に日本はかなり極端な単一言語環境なので、日本で普通に学校で勉強していても他言語を身につけるのは難しいでしょう。

つまり、言語に関してはうちは「日本語と中国語を重視。英語は本人の興味と努力次第」という方針にしたとしたら、あとは「受験を避ければいい」ということになります。もしずっと香港にいたとしたら、娘は日本人学校でのんびり過ごせばいいかなという気もします。まとめたらだいぶ頭の中がスッキリした気がします。

香港の日本語幼稚園を訪問してみた

新しいプロジェクトで客先に常駐し始めて最近ちょっと忙しいですが、今日は半休を取って検討中の日本語幼稚園を訪問してきました。太古にあるKornhill Kindergartenの日本語セクション。メールで訪問の問い合わせをしたところ、日本人の校長先生がアレンジして案内してくれました。

この幼稚園の珍しいところは日本語とインターナショナルセクションが併設されているところ。日本語セクションにも毎日英語の先生が来るようになっていたり、インターのクラスと一緒にする活動もあったりして、日本の保育をベースにしつつも日常的に色々な言語や文化に触れる機会があるとのことです。

個人的に言語的にも文化的にもうまくミックスした環境で子育てしたい気持ちがあるので、これはなかなか良いなーと。しかも日本語セクションに関しては面接とかもなく、入りたければ来年4月から最年少クラスに入れるそうです。ちょっと家から遠いのがタマに傷ですが、今ちょうど引っ越しも検討してるので、妻の同意が得られればこの近くに引っ越してしまうというのも手かもしれません。

日中ハーフの娘の言語教育問題

娘も気づいたら1歳4ヶ月になり、言語環境は主にわたしが日本語、妻が普通話、たまに英語が混ざるのですでに3言語をミックスして話しています。モノによって違う言語の単語を覚えてたり、1つの文章に2つの言語が混ざったりしてるので他の人が聞いたらワケの分からない言語になってます。

ハーフの友人に相談してみたところ、言語はそのうちどの言葉がどの言語が自然と分かってくるので心配はいらないとのことでちょっと安心。が、同時に学校で勉強しない言語は聞けて話せても読み書きが出来なくなったり、応用力がなくなったりするので注意が必要とアドバイスをもらいました。香港系の欧米人にありがちな広東語は家族が話すので喋れるけど、漢字は読めないというパターンの変形です。

小さいころから日中英の3言語を同時に学校で学ぶというのはかなりハードルが高いというか、そんな言語教育を1つの学校でしてくれることはまずないので、必然的に少なくとも1つの言語は優先度を下げる必要があります。香港のインターナショナルスクールは英語と普通話で教えるところが多いので、そうすると日本語の優先度を下げたことに。日本人学校だと日本語とレベルは落ちるけど英語も学ぶので、普通話の優先度を下げたことになります。

しかも広東語というまた別の言語が使われている街に住んでるのと今後どこで落ち着くのか分からないので、話はさらに複雑に。相変わらず頭の痛い問題です。