香港から脱出する人が増加中

昨日、中国全人代で「香港国家安全法」が制定され、先週から今週にかけて当然のようにまた大規模なデモが発生したりしています。これで一国二制度が2047年を待たずに形骸化して香港が現在の国際金融都市としての地位を失うと色々な懸念が取りだたされています。具体的に何が起こるのかは正直よく分かりませんが、リスクに備えて香港から脱出することを考える香港人が増えているようです。

香港から人材流出加速も 国家安全法に懸念 : 日本経済新聞

実際、外国人(わたし)や中国人(妻)が香港で生活するにあたって今イヤなのはデモであり、こういういざこざによって地元民の対中感情が悪くなって形見が狭くなることです。特に香港が娘を育てる環境としては選びたくない状態になっているのは寂しいことではあり、今の状況ではローカルな学校で地元の子供たちといれば親が中国人だからどうのこうのという話がどこかで出てくる可能性は間違いなくあると思います。

香港人までもが香港脱出を考えるこの時期に香港を離れることになったのは完全に偶然の一致でもともと意図していたわけではないですが、結果的に娘の幼稚園入園のタイミングともピッタリである意味ラッキーだなぁと思っています。

過去7年分の香港での納税証明書をもらってきた

永住権申請の準備で納税証明書をもらってきました。

オンライン(eTAX)でも申請したのですが、結果今年の分しか出てこず過去7年分を申請することは出来なそうだったので、香港永久居民(パーマネントID)取得の条件と手続方法という記事に書かれていた通り、湾仔のInland Revenue Departmentに行って過去7年分の納税証明書が欲しいと伝えると、比較的すんなりともらえました。

前の職場にも連絡して雇用証明をもらえたので、あとは今の職場から雇用証明をもらい、申請書に記入すれば必要な書類は揃ったことになります。「永住権」と聞くと重そうな感じがしますが、必要書類は意外と軽い感じがします。ちなみに申請書に「今後も香港を唯一の居住地として考えている」というような旨があり、本当はもうすぐ香港を離れる予定なんですが、まぁこれはどう考えても形式的のものなのでOKだと思います。

来週には全部書類が揃うので、実際に申請をしてみようと思います。

もうすぐ永久居民

2020年も早いものでもう5月。わたしの香港での最初の就労ビザが発行されたのが2013年5月で、もうすぐ丸7年が経ちます。コロナの影響で動けなくなったのが幸いして、おそらく問題なく永久居民になれるのではないかと思います。将来どれだけ役に立つか分かりませんが、香港生まれの娘と同じステータスになれるし、香港生活のおわりに、このちょっとクレイジーな街でそこそこ頑張ったという証になる意味では良かったと思います。

まだちょっと早いのですが必要な書類など調べ始めてます。下記Immigration Departmentのサイトを見ていると、いくつか7年間の居住を証明する書類がいるようです。Income tax receiptはこのあいだ始めて使ったeTaxのサービスから申請出来たのでとりあえず申請しておきました。あと比較的簡単そうなのはemployment proofでしょうか。必須なのか分かりませんが、前の職場に連絡して証明をもらっておいてもよいかもしれません。ちょっとウェブや他のブログなんかで必要な情報や書類について引き続き調べてみようと思います。

(d) Non-Chinese citizen resident in Hong Kong for not less than 7 years
  • Proof of 7 years continuous ordinary residence in Hong Kong immediately before the date of the application for permanent resident status, such as school documents, employment proof, official receipts, bank statements or income tax receipts
  • Travel document showing entry to Hong Kong and the applicant’s current condition of stay in the HKSAR

Apply for Right of Abode in Hong Kong | Immigration Department

深センに引っ越したらやりたいこと

深セン移住計画停滞中で、ちょっと宙ぶらりんな状態が続いていますが、気持ちは既に深センでの新生活にあり、妻と一緒に引っ越したら今まで出来なかったアレやコレをしたいなぁという妄想を膨らませて過ごしています。香港から深センに移るにあたって生活面での一番大きな変化は、住居スペースがまず間違いなく広くなること。主に香港の極小住居スペースのせいで諦めていたことをやりたいなぁと思ってます。

例えばキッチン。コロナの影響で家にいる時間が長くなったことで、料理で時間を潰しつつ家で美味しいものを食べるのがマイブームですが、深センに引っ越したらキッチン環境が大幅改善されるのは間違いなく、欲しかったけど置くスペースがなかった調理器具とか揃えて色々作りたいです。

あとは楽器。香港では家に楽器を置くスペースがなかったですが、深センではギターや、もう少し娘が大きくなったらピアノとか習わせて家に電子ピアノでも置いて遊びたいなぁと思っています。前使っていた中古ギターはほぼ壊れてたので香港から一時撤退するときに処分したため、深センに引っ越したら新しいギターを買おうとタオバオでリサーチしてます。

最後はゴルフ。娘が入園予定になっている幼稚園のそばにゴルフ場があるので、その近くに住んでゴルフを再開する予定です。幼稚園でもゴルフを教えてくれるらしいので、娘が大きくなったら一緒に遊べるという魅力的な遊びの選択肢です。ゴルフクラブはわざわざ年末日本で買って深センに持っていったのに、直後にコロナ直撃で全く練習出来ていないという悲しい状況です。

こう考えてみると、やりたいことのほとんどは学生時代から趣味にしていたことばかりです。逆に言うと大学を出て働き始めた頃から増えた趣味とか活動はほぼ皆無。自分がそうだったというだけで一概には言えませんが、娘も小さい好奇心の塊のうちに色々試してやらせてみると、そのうち1つぐらいは生涯ずっと楽しめるんじゃないかと思っています。とか言いつつ自分の好きなことを幼少期に子供に刷り込んで大きくなったら一緒に遊びたいだけという気もしますが。

香港のeTAXサービスを使ってみた

今年はおそらく去年の引っ越しの頃に郵便を受けとりそこなったらしく所得税納付の知らせが届かず、おかしいなと思って問い合わせたり調べていたところ、eTAXというサービスがあることを発見。さっそくアカウント開設して使ってみました。ちなみにアカウント開設に必要なのは以前の所得税納付の知らせに書いてあったTIN (Tax Identification Number)と香港IDや電話番号などの基本情報。ネットで申請したら数日中にパスワードの書かれた紙が郵送されてきました。

そのパスワードでログインして内容を見ると、案の定、去年申告した所得の所得税が未払いの状態になってました。毎年郵送で届く紙がPDFで見られたので、PPSでサクッと支払完了。ずっと所得の申告も紙ベースでやってましたが、おそらく申告もウェブで出来るんじゃないかと思います。ウェブのサービスがあるならもっと早めに使ってればよかったです。コロナの影響で深セン移住が延期された結果、もうすぐ香港在住丸7年となって永住権が申請できそうな状況になったので、税金がちゃんと収められてよかったです。

深セン移住計画停滞中

もともとの深セン移住計画がコロナウイルスによって一旦停滞している状況ですが、娘の深センの幼稚園が始まる9月までには深センに移れるよう計画を練り直しています。なにしろ今は中国大陸には外国人(わたし)はビザがあっても入国できない状況が続いていて、中国人または香港人(妻と娘)でも入国するときには指定された場所での14日間の集中隔離が必須になっています。

自分の場合はまだ就労ビザもないのでまずはビザの申請からですが、ビザの申請自体も中国のイミグレが必要だと思われるものしか受理しない状況で、旅行や親戚訪問のビザは申請すらできません。自分の就労ビザの申請が受理されるかどうかもまだ分からない状況ですが、とりあえず出来る準備をしておくということで会社と新しい雇用契約やその他の書類の準備を進めています。

香港ではここ2日続けて新規感染者がゼロになったり中国でも感染のピークは過ぎたものの、まだ出入国の管理は厳しく、状況は流動的。夏まであと3-4ヶ月ほどで状況が改善するのを祈るしかありません。

コロナ連休の過ごし方

コロナで外に出ることがはばかられるなか、イースターの4連休はスーパーへの買物以外ほとんど家の敷地内で過ごしました。公園まで閉鎖されている状況ですが、幸運にも今住んでいる場所の1階にほぼ誰も使っていない共有テラスがあるので、そこで家族そろって4日連続で陽を浴びてコーヒー飲みながら座ってました。家の中にいるよりも開放感あるし気候もちょうどよくて快適でした。娘も自分でちょこちょこ走り回ったり、一緒にテラスのテーブルでお絵かきしたりと、かなりテラスに助けられました。あとは暇なのでYouTubeでレシピを仕入れて普段あまりやらないようなちょっと手間のかかる料理をしたりと外に出ない生活にもそこそこ慣れてきました。

うちは小さい子供がいて、どんどん成長して変化していくので飽きないし、3才児ともなるとどんどん話しかけてくるので話し相手には困りませんが、一人だったら相当気がまいっただろうなと想像してます。東京で在宅勤務してる友人は1日中人と話さないこともあったりして精神的にキツいので無駄に電話会議を入れたりしてるそうです。来週もまた連休がありますが、雨さえ降らなければまた共有テラスでほとんどの時間を過ごすことになりそうです。

在宅勤務で娘の日本語がレベルアップ

香港で感染者が急増しているためここ2週間ほど在宅勤務しています。3歳児と同じ部屋にいて仕事に集中するのは至難のワザですが、これだけ毎日24時間家族と一緒にいる機会もなかなかありません。先週からは外で4人以上集まることが禁止され、近所の公園までも封鎖されて入れないので、休日も最低限の食料の買い出し以外に外に出ることもなく、家の中で暇なので娘と遊びながら日本語やひらがなを仕込んでいます。子供の適応力はすごいもので、ここ最近わたしと過ごす時間が長いせいか出てくる日本語の量が増えてきたみたいです。家から出られないのはちょっとストレス溜まりますが、娘がいるので同時に癒やされるし、在宅勤務も悪いことばかりではありません。

香港から出られない

感染が拡大するヨーロッパやアメリカなど海外からのコロナウイルスの逆輸入を防ぐため、香港政府は中国本土、マカオ、台湾を除く全ての国・地域からの香港への全ての入境者に対して14日間の強制検疫隔離を開始しました。期間は3月19日から6月18日まで、なんと3ヶ月間。14日間の強制検疫ではセンサーの入ったリストバンドを付けられて監視される上に、違反した場合は最高で罰金2.5万香港ドル及び禁錮6カ月の罰則という恐ろしい体制です。

Hong Kong uses electronic wristbands to enforce coronavirus quarantine

一方で中国大陸では3月19日は国内での新規感染者がゼロだったり、現存感染者数も毎日けっこうなペースで減っていて、湖北省以外のほとんどの省は香港よりも数が少ない状況です。ちなみに広東省は人口1億人で現存感染者は約50人に対して、香港は人口700万人で約100人。個人的には娘の幼稚園の手続きとか、しばらくすると深センでの用事が発生するのでなるべく早く香港・深セン間のボーダーを開いて、中国本土からの入境者に対する強制検疫を解いてくれればと思っています。

ラマ島に行ってきた

香港に住み始めてもうすぐ7年経ちますが今さら初めてラマ島に行ってきました。香港らしからぬ高い建物が全くないのんびりした雰囲気の島。ビーチも人が少ないのでほぼプライベート状態で、すぐに気に入りました。色んな人にすすめられていたのに、なぜ今まで来なかったのか不思議でしょうがありません。

ものすごくローカルな雰囲気が漂ってるんですが、実態はそうでもないところが面白いところ。ラマ島は休日にのんびりしに行く場所であると同時に、セントラルからフェリーで30分弱の通勤圏ということで外国人に人気の居住エリアでもあります。昔フランス人の同僚が住んでいたこともありました。かつてラマ島のローカル小学校の子供の半数以上が中国語が喋れないという異常事態が発生したり、実はものすごくインターナショナルな島でもあります。

そういう住民構成もあって、こじんまりとしたローカルな雰囲気の街の中に小さなヨーロッパ風なカフェ・バーやパン屋などがあり、コンビニもスーパーもマクドナルドもスタバもない通りをぶらぶらしていると香港の街の喧騒を忘れてのんびりできます。しばらく香港から出られないので、週末は島めぐりしようと思います。