日中ハーフの娘の言語状況

娘がインター幼稚園に通い始めて約1年が経ち、K2になりました。生まれてからずっと日中英の3言語に触れて来たので2歳ぐらいに話し始めたときから、ある程度は各言語を理解してますが、その時々で強い言語は揺れ動いています。

幼稚園に入る前は日本語と中国語が強くて英語がちょっと落ちる感じでしたが、今は中国語がダントツ1位に躍り出ています。幼稚園自体はインターで授業は英中2言語ですが友達は基本全員第一言語が中国語なので、最近は娘が発する言葉はほぼ中国語に。中国語が100とするなら英語は50、日本語は25とかそんな感じ。

日本語を忘れないように自分は意識して日本語で話しかけてますが、返事は全て中国語。聞き取れているのは良いのですが、なかなか日本語は発してくれず、最近は英語もあまり発さなくなっています。英語も聞き取れているので、何か中国語以外話したくないという心理があるみたいです。

そんな話を娘の同級生のシンガポール人とマレーシア人の華人夫婦としていたら、この家では子供が家族の方言(潮州語)を忘れないように何曜日は何語という風に特定の日を設けて家族全員その日は方言で話すと決めているそうです。面白そうなのでうちでも真似してみようということで、何曜日と決めて家で日本語デーを設けようということになりました。日本語を無理に話させることは難しいですが、ゲーム感覚で家族全員で遊びつつ試してみようと思っています。

真の夏休み

去年からコロナで有給が消化しきれてないので、来週1週間休みを取ることにしました。どこかに行く計画をしようともしていたんですが、またコロナの感染者がポツポツと出たりして面倒なことになったらイヤなので逆にノープランでただ休み。その日その時に思いついた事をする、ある意味「真の夏休み」にします。

天気の良い朝を狙って1回ぐらいゴルフのラウンドに行って猛練習の成果を見たいところですが、それ以外は全く予定がありません。長いと思ってた娘の夏休みも来週であっという間に終わりなので、娘といとこ2人と遊んだり料理したり、リラックスしようと思います。夏休みが終われば早いもので深センに移住してきてからもうすぐ1年で、娘は9月からK2になります。

賑やかな日々

北京に住んでいる妻の妹夫婦が子供2人を連れて夏休みで深センにやってきました。この妹は妻と一番年が近く、お互い長い期間イギリスに留学していたこともあり妻にとっては一番の理解者。妹夫婦と上の子とは昔一緒に日本にも行ったり、去年の年末は北京に尋ねていったりしてとても仲良くしてます。

夏休みが終わるまで1ヶ月ぐらいは深センに滞在するということで、娘は毎日遊び相手がいて楽しそうです。娘は一人っ子ですが幸い親に兄弟姉妹が多いのでいとこは多く、大家族の賑やかさを経験出来る良い機会になってます。というわけでしばらく妻の実家に行くことが増えて、賑やかな日々を過ごしてます。わたしも賑やかなうちに休暇を取って一緒に小旅行にでも行くか、何か楽しいことを企画したいなぁと思ってます。

日本にもたくさんいとこがいるもののコロナで全然会えず、それは残念ですがこの時代に贅沢は言えません。コロナが収束して夏休みは1ヶ月ぐらい日本で過ごすことを夢見ています。

ちなみにうちの会社は働く場所についてはだいぶ融通が効いて、香港にいるヨーロッパ人の同僚たちも夏は2-3週間母国に帰って各地のオフィスで勤務したりしてます。今使っているコワーキングスペースがWeWorkで東京にもたくさんオフィスがあるので、しばらく東京勤務させてくれと言ったら時差もほぼないし仕事はほぼリモートで出来るし、ダメだと言われる可能性は低いと思っています。こういう柔軟さは小さい会社で働いていることの良い部分です。

教育論

今娘は深センのとあるインター幼稚園に通っていて、この学校には小中学校が既に併設されており来年からは高校も出来る予定なので、深センにいる限りはエスカレーターでずっと同じ学校に行かせるつもりでいます。が、娘の友達の親が皆そういう考えというわけではなく毎年少なくない数の親が幼稚園はインターでも小学校からは地元の公立校に替えるそうです。

地元の学校は当然ですが中国の教育システム、つまり高考(大学受験)を目標に出来るだけ高いランクの大学に入るためにとにかく勉強させまくるスタイルです。これはほぼ日本の大学受験と同じ構図ですが、わたし自身小さいころ受験したくないという理由で高校受験で大学附属校ばかり受けて大学受験を回避したぐらい、昔からこの筆記試験1発勝負の受験が嫌いです。

筆記試験が嫌いなのはそもそも性質上、情報処理能力や記憶力といった人間の能力の一部しか評価できないのに、過剰に評価されてると思うから。これらの能力を一点集中で鍛えていってそれが得意な子供にとっては良いのかもしれませんが、逆にそれが苦手な子供にとっては苦痛でしかないし、さらに怖いのは香港や中国では過度な競争プレッシャーによる子供の鬱や自殺まで増えているということで、これはつまり「筆記試験が苦手であること=価値がない」とまで子供に思わせて生きていく上で一番大切な「自尊心」を失わせるリスクがあることです。どんな能力を持った人間でも自尊心や自信がなければ納得のいく人生を生きていくことは出来ないと思います。

わたしが考える教育の最終目標はこんな感じ。

  • 色んな事を試して視野を広げつつ自分の能力や興味がある分野を見つけること
  • 見つけた自分の得意分野の能力を伸ばすこと
  • 自分に足りない部分は人とうまく協力する能力を得ること
  • 人に言われたことを鵜呑みにせず自分の頭で論理的に物事を考えられるようになること
  • 自信を持った独立した人として人生を生きていけるようになること

 

特に娘の通っている学校は遊びを通して学ぶとか運動のプログラムが多く色んな経験が出来そうだし、欧米の教育プログラムの特徴としてディスカッションとか思考のプロセスを重視する部分において、目標に達するための環境は公立校よりも整っていると思います。さらに受験という枠組みによる縛りが最長高校までないということで、それだけで自由に色んな事を試す時間が多くなります。

自分自身も大学受験を経験せずに高校からエスカレーターで大学に上がった経験があり、高校3年間は大して勉強しなかったですが、とにかくよく遊んでバイトして同時に興味の向くままに色んなことを試して、たくさん本を読んで色々考えてた気がします。その間に特に何か凄いことを成し遂げたわけじゃないですが、今振り返っても人生で一番と言えるぐらい楽しい期間だったし、その後の人生に大きなエネルギーをもたらしてくれました。大学に入ってから1年間イギリスに留学してそこから大きく人生が動いていきましたが、きっと大学受験で疲弊した後であれば遊ぶこと優先で留学なんて考えなかったかもしれないし、自由で楽しくヒマな高校3年間があったから今があると思います。

と、妻のママ友が娘を公立小学校に行かせるかインターで続けるか迷っているという話を聞いたのをキッカケに、ちょっと真面目な教育論を書いてみました。

幼稚園復帰

娘がヘルパンギーナによる2週間の自宅待機から解放されて、今日から幼稚園に復帰しました。ここ2週間は自宅でずっと妻と二人切りでもキツいということでほぼ妻の実家から通勤していたのですが、やっと通常の生活に戻った感じで一安心です。

ちなみに今日復帰したばかりですが、後3週間ほどで2ヶ月間の夏休みに入ります。夏休みに北京にいる義理の妹夫婦が子供を連れて深センに遊びに来るかもしれないので、一緒に遊んだりみんなでどこかに遊びに行ければいいなーと思ってます。

ヘルパンギーナ

娘がヘルパンギーナというウイルス性の感染症にかかりました。

娘の幼稚園では毎日入園するときに医務室の先生が子供の喉とか爪とかをチェックしていて、コロナもあるからか徹底してるなーと思っていたんですが、今回は娘がウイルス疾患の疑いありということで入口で送り返されてしまいました。病院に行って診てもらうと、このヘルパンギーナでした。知らなかったのですが手足口病の親戚みたいなもので、症状としては熱が出たり口の中に水疱が出来たり喉が痛いとかあるようです。

娘はその前の日に熱が出ましたが翌日にはケロっとしてたので分からなくて幼稚園に連れて行ったのですが、他の子供に伝染るということで2週間は幼稚園に行けないということに。娘はケロッとしてるだけに友達と遊べないのはかわいそうですが、それ以上に母親は日中どうしようという感じで焦ってました。7月頭にはもう2ヶ月の夏休みに入るというのに、ここでも2週間開くということで、続けて幼稚園行ってる期間短いなーという印象です。

もうすぐ夏

気づいたらもう4月。2021年も4分の1が終わりました。もう深センはほぼ夏で、日中30度を超える日も珍しくありません。5月には本格的に暑くなってプール開きになるので、外で遊ぶ=プールという季節に突入し、それが半年続きます。家の近所に屋外プールがいくつもあるんですが、去年深センに移住してきて隔離が開けたのが9月末でちょうどプールの季節を逃していたため、プール開きが楽しみです。

今はまだ屋外のプールは空いてないのですが、3連休で暇だったので家から車で20分ぐらいのところに屋内温室プールを見つけて昨日行ってみました。あまり広くはないですが子供を遊ばせてちょっと泳ぐぐらいなら十分。人も少なくて穴場でした。ついでに大きい子供のプレイエリアもあって、結果としてプールと合わせて半日そこで遊んでました。娘はプールとプレイエリアで身体を動かしまくり、疲れたのか夜はコロッと寝てました。3連休でしっかり運動して遊んで、だいぶリフレッシュ出来ました。

子供が言語を認識するとき

娘が最近「言語」という概念を理解したらしく、ときどき中国語で「コレ○○語で何ていうの?」と聞いてきます。娘は2歳ぐらいから相手によって中国語、英語、日本語を使い分けてましたが、4歳になった今は「世の中には複数の言語がある」ことを理解し、かつ「自分は今何語を話しているのか」ということを意識出来るようなったようです。

中英バイリンガルで日によって習う言語が違う幼稚園に通い始めたこともあって、今日は英語の日、明日は中国語の日という感じで日常的に言語を意識することが多い特殊な環境にいることも手伝っていると思いますが、4歳で理解出来るもんなんだなぁとちょっと関心しました。相変わらず日本語の維持のための施策が足りてないですが、来年からは毎週土曜日の日本語クラスに入れる年齢になるので、入れるようになったらすぐ入れようと思います。

すごい隣人に会う

妻が娘と家の下を散歩していたところ、すぐ横の建物に住んでいるアメリカ人の女性に出会いました。アイコンタクトして挨拶したら会話が始まり、聞いてみるとスポーツインストラクター(専門はなんとボクシング)で家で色々教えられるというので、ちょうど娘が旧正月で1ヶ月幼稚園が休みなので週末試しに行ってみることに。マンションの最上階の家で屋上に色々と運動器具が置いてあり、子供を教えるのも上手で楽しかったです。家から徒歩3分で、親も一緒に走ったり跳ねたりして運動になるし、アメリカ人なので言語も英語ということで英語も同時に学べて一石三鳥ということで、休み中の活動としては完璧です。

クラスのあとに喋っていたら、なんとこのインストラクターはアメリカ女子ボクシングの元オリンピック代表候補で元アメリカ代表チームのコーチ。今は色々あって中国代表チームのコーチで、コロナで選手が移動できなくなったので中国代表チームにはリモートで教えながら、外部の人にも家やジムで色々教えていると。しかも運動だけでなく修士号たくさんと博士号まで持つインテリ。ネットで検索すると結構いろんな情報が出てくるちょっとした有名人でした。深センにはあと3年いる予定で、その後はアメリカのオリンピックチームにコーチとして戻るという何とも現実離れした話でした。

面白い出会いがあるものだなあと驚いたと同時に、こんなにすごい人ならちょっと自分もボクシング習って鈍った身体を鍛え直してみようかなと思い始めました。ちなみにコーチのこの女性は最初自分よりちょっと年下ぐらいかなと思っていたら、実際にはほぼ10個上で見た目がめちゃくちゃ若く、やっぱりガッツリ運動してると老化防止にいいんだなと思いました。

「ひとりっ子の育て方」読了

ひとりっ子の娘の子育てについて書きましたが、これから2人目が出来る可能性はないことはないとしても、最初の子供は皆もともとひとりっ子ということで何か子育てのヒントでもと思って、だいぶ久しぶりに子育て本を読んでみました。

ひとりっ子の育て方~「友だちづくり力」「自分づくり力」「立ち直り力」。0~15歳児の親が最低限しておくべきこと。~

本の中では、ひとりっ子の親は「ひとりっ子だから厳しく育てないと」と思いがちですが、幼少期に厳しくしすぎるのはあまりよくなく、しつけは小学生からでも間に合うので6歳ぐらいまではしつけよりも愛情を注ぎまくることに注力した方がよいと書いてありました。これは北京で妹の姉弟を見ていて思ったことと逆。とは言ってもしつけを完全無視するわけにもいかないので、家の中での最低限のルールは作りつつ、今まで通り愛情を注ぎまくろうと思います。

それ以外にも色々と面白いことが書いてあり、特に「ひとりっ子だと寂しくないか」という疑問に対して、子供の想像力に関してはむしろ一人でいる時に発達するとか。ひとりっ子でいることのメリットとデメリットがあり、デメリットを補う方法なんかも書いてあってなかなか面白く勉強になる内容でした。今妻の実家の近くに住んでいて妹の娘なんかもよく会うので、日常的に触れ合うのが両親だけという感じでもないのはひとりっ子を育てる環境としては悪くないみたいです。